ハ・ジョンウ「神と一緒に」「1987」両輪が興行主役
2018年 01月 12日
[マイデイリー=シン・ソウォン記者]1千万観客を突破した映画「神と一緒に-罪と罰」(監督キム・ヨンファ)に続いて、まもなく500万人突破を控えている「1987」(監督チョン・ジュナン)で、年末年始劇場街の両輪を興行に導く俳優がいる。信じてみる俳優 'ハ・ジョンウ' がまさにその主人公だ。
まず、「神と一緒に-罪と罰」のハ・ジョンウは、あの世の三使者リーダーカンリン役を演じ、ジャホン(チャ・テヒョン)の弁護を引受けて沈着冷静な裁判弁論に乗り出す役割だ。唯一人間としての記憶を持つカンリンは責任感とリーダーシップを持っっているが、人間への思いやりを隠すことができず、閻魔大王(イ・ジョンジェ)を密かに助ける温かいキャラクターの魅力を優れた感情演技で最大化させる。 特に表面上は重い容貌だがユーモアコードを兼ね備えたカンリンの姿は、実際のハ・ジョンウの姿と重なり、キャラクターに説得力を加えて観客の没入度を高めた。
別の作品「1987」では、22歳の大学生パク・ジョンチョル死後、事件を隠蔽しようとする公安パク署長(キム・ユンソク)に対抗して解剖を主張するソウル地検チェ検査に扮した。真相究明の最初のボタンをかける起爆剤の役割をするだけでなく、時には軽快で恥を知らない姿で、時には事件の真相を見抜く鋭い姿で、苦しい状況の中でポンッ!と開くサイダーのような役割をする。
「神と一緒に」と「1987」、二つの映画でハ・ジョンウは異なるキャラクターを演じるが、「神と一緒に」のカンリンと「1987」のチェ検事両者とも妥協せず原則通り所信を持ったキャラクターであると同時に、滑稽に愉快に生きるキャラクターなのは明らかだ。
何よりも特有の自然なとぼけ演技に加え、躍動感あふれるキャラクターを作り出して毎回観客たちの想像を超えるキャラクターを完成させていくのは、信じてみる俳優ハ・ジョンウだから可能だという評が圧倒的だ。
作品性と興行性、大衆性を同時に持った二つの映画は、両方の興行に成功したハ・ジョンウが持つ映画界興行俳優のタイトルを再度立証した状況だ。W1千万俳優誕生の可能性も予測される中、ハ・ジョンウが今年作る新記録に多くの関心が集まっている。
当初の予定より '遅れた公開' と '早まった公開' が重なった結果は相乗効果?
個別の達成より、さらに話題を集めることになったと思います。
これからの「1987」動員数に注目です